店主の想い

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中学生の頃。
親にかなり無理を言い続け、数年越しにPC-8801mk2SRを買ってもらいました。
自分でゲームを買うには高すぎるので、ベーシックマガジンやI/Oやログイン、
テクノポリスなどに掲載されていたプログラムを打ち込んで遊んでいました。
自然にBASICを勉強する事ができて、慣れてくるとゲームで遊ぶ事よりも自分でプログラムを作っていく事に楽しさを感じるようになり簡単なゲームなら作れるようになっていました。
中学生の作る物ですので、ファミコンが流行り始めていた当時には友達すら見向きもしてくれませんでしたが、自分の作ったものがちゃんと動いている事に感動を覚えました。
その頃の延長上で、現在でもPCのパーツを買い集めては自分で組み上げ自作PCを作ってしまうほどパソコン好きです。
先日整理をしていたら当時のPC88が出てきました。
電源を入れるとまだ動きます。
とっさに頭に浮かんだ数行のプログラムを打ち込んでみると、画面に文字が動き始めます。
もうすっかり忘れていましたが、この程度の事でも苦労して覚え、喜んだ記憶が甦ります。
今ではOSすら次々と新しくなっていきますが、当時は何年も何年も大切に使っていました。
フロッピーディスクを読み込む音や、FM音源にえも言われぬ趣を感じるのは僕だけではないはずです。

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昨年引越しをしたのですが、荷物の大半が玩具やフィギュアだという事に気がつきました。
昔買い集めていた物から、最近購入した物やゲームセンターのプライズ品まで。
いつの間にこんなに集めてしまったのでしょう。
これだけ集めれば立派なお宝です。
実家に残っている物から、押入れにしまいこんでしまっている物まで貴方のお宝を是非お売りください。
捨ててしまおうとゴミ袋に入れてしまった物の中にもお宝はございます。
捨てる前にまずはご連絡を!

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車の免許を取り、遠出するのが楽しくなって来た頃。
ある夢を実現しようと思い立ちました。
それは、遠くのおもちゃ屋さんを見て回りたい、という事でした。
とある休みの日に、その計画を実行しました。
高速を使い車で2時間ほどかけた場所にあるおもちゃ屋さんへ。
そこは知り合いから、僕の探しているゲームウォッチがまだ残っていると言う話を聞いていた場所でした。
確かにそこには、まだゲームウォッチやゾイドが売れずに残っていたのです。
帰りの高速代も残らないほど有り金全部を使ってしまい、数時間かけて帰路に着きました。
それから毎月給料が入るとそのお店に通うようになり、お店の主人との会話で別のお店を紹介してもらい、またそのお店で買い物をし別のお店を紹介してもらい・・・。
と、インターネットも無い時代によくここまでの情報を仕入れたと今では感心するくらい精力的に活動していたと思います。
仕事も忙しくなり、おもちゃ屋通いも出来なくなり数年経った頃、旅行の帰りに偶然当時よく通っていたおもちゃ屋の前を通りました。
すっかり忘れていたのですが、見たことのある景色だと気づいた瞬間様々な事を一気に思い出しました。
あの角を曲がれば、あのおもちゃ屋さんがある!
そう同行者に叫んでしまい、訳がわからないという顔をしたままの同行者を説得しお店に立ち寄りました。
しかしお店は開いていたものの、文房具店になっていました。
当時の面影は片隅に残っていたプラモデルくらいでしたので、懐かしいやら寂しいやら、妙な感覚にとらわれました。
帰り道寂しさを紛らわせるように当時の思い出を語りながら、当時購入したゾイドがまだ未組立てで残っている事を思い出していました。

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私が子供の頃一番遊んだ玩具は超合金のコンバトラーVとウルトラホークです。
今思うと恵まれた環境だったと思いますが、誕生日やクリスマスには必ず超合金を買ってもらっていました。
結構な数を集めていたと思います。
今となってはもの凄くプレミアの付いてしまったポピーの超合金、デラックス大空魔竜も持っていました。
中学に上がるとき、おそらく親が処分してしまったのでしょう。
あれだけ大好きだった超合金たちは跡形もなく、無くなっていました。
今でもテレビでレトロな玩具が紹介されるのを見てはあれ持ってたね、あの頃はこんな風になるとは思わなかったからねと話しています。

高校生になりバイトをしてお小遣いに余裕を持ち始めると、なぜか子供の頃の想いが熱く甦ってきて、バイト代を握り締めて古いおもちゃ屋さんを回った事もありました。
しかし、あの頃の物は残っているはずもなく、軽いプラスチックの玩具ばかりなので、がっかりしそのまま帰ってきたのも一度や二度ではありませんでした。
そんな事を繰り返しながらも、気づけば部屋は古い玩具だらけ。
使っていない部屋を倉庫にしてしまいました。
ちょうどその頃、インターネットが普及し始めて個人のホームページを持てるようになりました。
私は玩具の販売ホームページを作り集めすぎてしまった玩具を処分し始めました。
今思うと相場などまったく無視して、安価で売りさばいていたように思います。
結局、また自分の元から玩具たちが無くなって行き本末転倒でしたが、新しい出会いもありとても充実していました。

現在、当時の超合金の復刻版が発売されたり、なかなか見つけることが出来なかった物もネットで発見できたりと夢のような時代ですが、何か物足りません。
古いおもちゃ屋さんで何が出てくるのかわからない緊張感。
おもちゃ屋の主人や他のお客さんとの交流や新たな出会い。
やはりそういった物も玩具好きならでは味わえる醍醐味だと思います。
たかが玩具ですが、その一つ一つに持っていた人の想いなど、多くの情報が秘められています。
袋に詰めてしまえば不燃ごみで処分できてしまいますが、あなたの玩具たちと出会いたいと思っている人たちもいます。
是非とも、あなたのお宝を私たちにお見せください。
あなたの想いを、価値として見出せるはずです。

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ガレージキットやフィギュアの祭典、ワンダーフェスティバルにディーラー出品していた事があります。
はじめは集めすぎてしまった物を売っていたのですが、フルスクラッチでフィギュアを作っていた友人と組み、オリジナル作品を販売したりもしました。
シリコンやレジン代ばかり高く、作った物は全然売れないので大赤字でしたが楽しい思い出です。
売れないので自分のブースはそっちのけで、有名原型師の作った物を買いに走っていたのも今となってはいい思い出です。
まだ作りきれていない未組立ての物がゴロゴロしていますが…。

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